今年の冬は寒い?(2024年-2025年)気温と雪の予想

東・西日本の気温(冬の期間全般)は、平年より低い確率が高くなっています。

今年の冬は寒い

[目次]

このページに掲載している数値・予想確率の元画像は、気象庁のデーターから出典した情報です。また表やグラフ等は数値を元に当サイトで作成。

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冬の気温予想(全般)

9月24日発表

  • 「寒候期予報」による期間予想
  • 10月22日時点で予想確率は変更はされていません。

2024年‐25年の冬の気温

2024年12月~2025年2月の平均気温(期間全般の見通し)は、東・西日本で平年より低い確率が40%です。

気温の予想(12月~2月)

色区分|数字は確率(%)
低い
少ない
平年並 高い
多い

東・西日本で平年より寒くなりそうです。

北日本
30
40
30
東日本
40
30
30
西日本
40
30
30
沖縄奄美
30
30
40

降雪量の予想(12月~2月)

降雪量

色区分|数字は確率(%)
低い
少ない
平年並 高い
多い

降雪地域(日本海側)の雪は平年並か平年より多い予想です。

北日本
20
40
40
東日本
20
40
40
西日本
20
40
40
1か月予報(12月13日まで)

11月14日発表分

11月16日(土)から1週間の気温は、北日本で高い確率50%、東日本で高い確率が60%、西日本と沖縄・奄美で高い確率が70%の予想です。前回(11月7日)の予想に比べ、北海道から関東・甲信、北陸まで平年より高い確率が下がっています。その他の地域は、前回と同じ予想確率です。

各地域の数字は平年に対する確率(%)で、左から低い・平年並・高い順です。

2024年11月16日~11月22日の気温予想

11月16日~11月22日の気温

 

2024年11月23日~11月29日の気温予想

11月23日~11月29日の気温

2024年11月30日~12月13日の気温予想

11月30日~12月13日の気温

確率の基準になる平年の気温が大きく下がるのは、多くの地域で11月下旬です。下旬の平年値(最高気温の平均)でみると、東京は14.9℃(中旬に比べ-1.7℃)、名古屋は15.5℃(同-1.5℃)、大阪は15.9℃(同-1.7℃)です。予報では平年より高いものの、中旬に比べ気温差が大きくなります。

3か月予報(11月~2025年1月)

10月22日発表分

各地域の数字は平年に対する確率(%)で、左から低い・平年並・高い順です。

11月は1か月予報をご参照ください。
2024年12月の気温予想

12月の気温

2025年1月の気温予想

1月の気温

エルニーニョ/ラニーニャ現象

11月11日発表分

エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態と見られるが、ラニーニャ現象時の特徴が明瞭になりつつある。今後、冬にかけてラニーニャ現象時の特徴が明瞭になるが、春までは続かないため、ラニーニャ現象の定義を満たす可能性もある(40%)が、平常の状態が続く可能性の方がより高い(60%)

※ラニーニャ現象が発生したとしても影響は小さく、継続は短期になる可能性もあるということです。

エルニーニョ/ラニーニャ発生確率

出典:気象庁

地域別
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過去5シーズンの冬
(地域平年差)

冬の期間(12月~2月)の気温と降雪量の地域平年差を掲載しています。数値は過去の地域平均気象データー(気象庁)から出典し作成。表はデバイスにより横スクロールします。

前シーズンの冬を振り返る

暖冬

2023年12月~2024年2月は「エルニーニョ現象」が続いた冬です。全国的に気温は平年を大きく上回り暖冬でした。降雪量は平年よりかなり少ない地域が多くなっています。

  • 地域別(気象庁の16区分)※新潟は北陸の区分です。九州(南部)は奄美を含みます。
  • 日:日本海側|オ:オホーツク側|太:太平洋側
  • 気温は平年値に対する差(現在の平年基準は1991年~2020年の観測データー)
  • 降雪量は3か月間の平年比(平年を100とした場合の比率)
気温平年差(℃)
高い +0.1 ~ +0.5 +0.6 ~ +1.0 +1.1以上
低い -0.1 ~ -0.5 -0.6 ~ -1.0 -1.1以下
地域 気温(平年差℃) 降雪量
(平年比%)
12月 1月 2月 12月~2月
北海道 +0.1 +1.4 +0.7 92
0.0 +0.9 +0.4 108
+0.1 +1.5 +0.9 85
東北 +0.8 +2.2 +2.2 52
+0.9 +2.1 +2.0 79
関東・甲信 +1.4 +1.7 +2.0 56
北陸 +0.8 +1.4 +2.0 58
東海 +1.0 +1.4 +2.4 24
近畿 +1.0 +1.2 +2.4 46
+0.8 +1.1 +2.0 1
山陰 +0.9 +1.2 +1.9 62
山陽 +0.6 +1.1 +2.0 6
四国 +0.5 +1.2 +2.2 0
九州 北部 +0.8 +1.3 +2.6 76
南部 +0.6 +1.3 +3.1 0
沖縄 +0.5 +0.4 +1.9 //

東・西日本は2月の気温が著しく上昇しています。

  • 東日本の平均気温は2024年が統計開始以降で1位(1990年と同じ)。2月20日には群馬県伊勢崎市で25.4℃、同県桐生市と千葉県横芝光町で25.0℃を記録し、2月としては初めての「夏日」になっています。埼玉県鳩山町でも24.9℃を記録しています。3位は2021年、4位は2020年です。
  • 西日本の平均気温は2024年が統計開始以降で1位。

実際の気温(2023年‐24年)

  • 12月~2月の気温(全国60都市)
  • 地域名をクリックまたはタップで表示
北海道・東北
  • 各月の上段は最高気温の平均、下段は最低気温の平均です。
  • リンクのある都市は、10月~12月の平年値と気温推移を掲載しています。
都市 12月 1月 2月
札幌 2.2 1.1 1.5
-3.7 -4.9 -5.1
旭川 -1.1 -1.7 -0.2
-7.5 -10.2 -10.6
釧路 2.7 0.7 0.3
-7.5 -9.0 -8.5
青森 5.0 4.2 4.9
-2.9 -1.1 -1.5
盛岡 5.6 4.4 6.1
-1.3 -2.9 -2.6
秋田 6.4 5.7 6.7
0.6 -4.2 -0.2
仙台 10.3 8.3 9.3
2.0 0.3 0.6
山形 8.0 6.0 7.8
0.4 -1.3 -1.1
福島 10.5 8.3 9.5
1.2 -0.2 0.2
関東・甲信
  • 各月の上段は最高気温の平均、下段は最低気温の平均です。
  • リンクのある都市は、10月~12月の平年値と気温推移を掲載しています。
都市 12月 1月 2月
宇都宮 12.7 10.6 11.2
1.5 -0.8 0.9
奥日光 5.3 2.4 3.1
-3.4 -6.3 -5.2
前橋 13.8 11.0 11.5
3.2 -2.2 2.6
水戸 13.3 11.4 12.0
1.7 -0.4 0.9
千葉 14.4 12.0 12.3
6.2 3.8 4.7
東京 14.3 11.8 12.5
5.2 2.9 4.1
八王子 13.5 11.5 12.0
1.2 -1.7 1.5
さいたま 13.8 11.5 12.2
2.0 -0.5 2.5
熊谷 14.1 11.6 12.1
2.6 0.7 2.6
横浜 14.6 12.2 12.4
6.6 4.1 5.2
小田原 14.7 13.1 13.0
3.7 1.3 3.9
甲府 13.0 11.0 12.2
0.9 -0.9 1.8
新潟 9.5 7.7 8.5
3.2 -1.9 1.3
上越 10.1 7.2 8.5
2.3 -0.1 0.8
長野 9.1 5.3 7.6
-0.4 -3.3 -1.5
松本 10.0 7.0 7.8
-1.2 -3.7 -1.9
東海・北陸
  • 各月の上段は最高気温の平均、下段は最低気温の平均です。
  • リンクのある都市は、10月~12月の平年値と気温推移を掲載しています。
都市 12月 1月 2月
静岡 15.6 14.0 14.3
5.7 3.8 6.4
浜松 14.6 12.0 14.1
5.4 3.4 5.7
名古屋 13.4 10.7 13.0
4.3 2.0 4.4
豊田 13.4 10.9 13.0
2.0 -0.1 2.3
豊橋 13.1 10.8 12.8
4.0 2.2 4.6
岐阜 13.1 10.4 12.6
4.0 1.5 4.2
高山 8.7 4.5 7.1
-0.3 -3.8 -1.7
13.5 10.8 11.9
5.3 3.2 5.2
四日市 13.5 10.3 12.1
3.0 0.9 3.2
尾鷲 15.4 13.5 14.4
5.0 3.1 9.8
富山 10.9 7.7 9.9
3.6 1.2 2.1
金沢 11.3 8.7 10.3
4.4 2.4 2.6
福井 10.9 8.5 10.4
3.5 1.2 2.7
敦賀 12.0 9.3 10.5
5.2 2.8 4.6
近畿
  • 各月の上段は最高気温の平均、下段は最低気温の平均です。
  • リンクのある都市は、10月~12月の平年値と気温推移を掲載しています。
都市 12月 1月 2月
大津 12.1 9.4 10.6
3.3 1.4 3.1
米原 10.3 7.4 9.3
1.4 -1.2 1.6
京都 13.1 10.2 11.8
4.3 2.5 4.3
舞鶴 12.2 8.8 10.4
3.2 1.5 3.3
奈良 13.1 10.3 11.6
3.4 1.5 3.2
和歌山 13.8 11.1 12.5
5.7 3.6 5.5
大阪 13.6 10.8 12.3
5.6 3.6 5.2
神戸 13.3 10.8 12.1
6.4 4.1 5.6
豊岡 12.1 8.8 10.3
3.0 1.4 2.8
中国
  • 各月の上段は最高気温の平均、下段は最低気温の平均です。
  • リンクのある都市は、10月~12月の平年値と気温推移を掲載しています。
都市 12月 1月 2月
鳥取 12.3 9.6 10.8
4.0 2.4 3.4
松江 12.1 9.5 11.0
4.2 2.5 3.9
浜田 13.1 10.6 11.9
5.7 3.7 4.3
岡山 12.7 11.1 12.3
2.6 0.9 2.8
津山 10.9 9.4 10.7
0.7 -0.4 1.4
広島 12.8 11.0 12.9
4.7 3.1 4.8
庄原 9.8 8.3 10.8
0.0 -1.7 -0.1
山口 10.3 10.6 12.8
0.1 1.1 3.4
12.8 10.6 12.0
5.1 3.4 4.7
四国
  • 各月の上段は最高気温の平均、下段は最低気温の平均です。
  • リンクのある都市は、10月~12月の平年値と気温推移を掲載しています。
都市 12月 1月 2月
高松 12.9 11.0 11.5
4.8 2.9 4.0
徳島 13.3 10.9 12.2
5.4 3.5 5.4
松山 13.6 11.6 13.3
5.6 3.7 5.3
高知 15.1 13.9 15.0
4.7 3.5 6.6
九州・沖縄
  • 各月の上段は最高気温の平均、下段は最低気温の平均です。
  • リンクのある都市は、10月~12月の平年値と気温推移を掲載しています。
都市 12月 1月 2月
福岡 13.5 11.6 13.3
6.8 5.0 6.9
佐賀 13.2 11.6 13.9
5.2 3.1 6.2
長崎 14.1 12.0 14.3
6.9 4.9 7.4
熊本 14.0 12.7 15.2
4.3 2.6 6.3
人吉 12.8 12.7 15.8
2.7 1.1 6.0
大分 13.9 12.2 13.1
5.0 -0.8 1.0
宮崎 16.0 15.3 16.5
5.2 4.0 8.1
鹿児島 15.9 15.2 17.4
7.4 5.9 10.4
那覇 22.2 20.7 22.7
17.2 15.3 17.8

どんな冬だった?

期間を通して全国的に暖冬。月別では12月は全国的に暖冬だったものの、後半に北陸地方で一時的に強い寒気が入った期間もありました。1月は全国的に平年より気温が高くなっています。

2月はさらに気温が高く降雪量もかなり少なくなっています。しかし5日~6日にかけて東京で大雪(都心で9センチの積雪)になっています。これは北からの寒気の流れ込みによるものでなく、「南岸低気圧=本州南側を通過する低気圧」が発生し、関東上空の気温が低く降水量が多かったためということです。

3か月間[12月~2月]の気温平年差は、北海道と沖縄以外の地域で統計開始以降で1位または2位の記録。

  • 東北と九州(南部)は1位(2位は2020年)
  • 関東・甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州(北部)は2位(1位は2020年)

暖冬だと経済に影響が出そうだね。

光熱費の負担は減って過ごしやすいけどね。

いつから寒いの?

初めて最低気温が10℃未満、最高気温が10℃未満になる平年日と過去3年の記録を掲載

都市 上段 最低気温が10℃未満になった日
朝晩が肌寒くなり始める頃、冬支度
下段 最高気温が10℃未満になった日
日中も寒くコートが必要な頃、冬本番

初めて記録した日以降が、すべて10℃未満ではなく気象状況に影響され、気温の変動が大きい日もあります。平年日以降は10℃未満が続く日が多くなります。

都市 平年日 2023年 2022年 2021年
札幌 10月7日 10月8日 9月22日 10月7日
11月11日 11月11日 10月24日 10月17日
仙台 10月25日 10月21日 10月6日 10月17日
12月6日 11月25日 11月23日 11月24日
新潟 10月30日 10月13日 10月13日 10月18日
12月7日 11月25日 12月1日 11月27日
東京 11月10日 11月12日 10月20日 10月18日
1月10日 11月26日 12月6日 12月14日
名古屋 11月9日 10月22日 10月26日 11月6日
12月31日 12月5日 12月15日 12月18日
金沢 11月6日 10月21日 10月19日 10月18日
12月16日 11月25日 12月1日 12月4日
大阪 11月17日 11月13日 11月7日 10月24日
1月10日 11月25日 12月15日 12月18日
広島 11月12日 11月12日 10月25日 10月24日
1月15日 12月18日 12月25日 12月18日
福岡 11月19日 11月13日 10月26日 11月10日
1月20日 12月1日 12月15日 12月18日

上記ほか70都市以上は
こちらに掲載

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過去5年の気温(地域ごとの平年差)

[2019-20年]~[2023-24年]
12月~2月(3か月間)の期間平年差です。

  • 地域別(気象庁の7区分)
  • 日:日本海側|太:太平洋側
平年差(℃)
高い +0.1 ~ +0.5 +0.6 ~ +1.0 +1.1以上
低い -0.1 ~ -0.5 -0.6 ~ -1.0 -1.1以下
地域 2019
-20年
2020
-21年
2021
-22年
2022
-23年
2023
-24年
北日本 +0.9 -0.4 +0.1 -0.3 +1.1
+0.9 -0.3 +0.1 -0.3 +1.1
東日本 +2.0 +0.3 -0.5 +0.1 +1.4
+1.9 +0.8 -0.5 +0.3 +1.7
西日本 +1.9 +0.5 -0.5 ±0.0 +1.5
+1.7 +0.6 -0.6 ±0.0 +1.4
沖縄・奄美 +1.0 +0.1 ±0.0 +0.3 +1.0

気象庁の「暖冬」と「寒冬」基準は、地域区分により平年差が異なります。

  • 2022-23年は「ラニーニャ現象」が継続した冬です。北日本で「寒冬」です。東・西日本は平年並です。
  • 2021-22年は東・西日本で「寒冬」です。北日本は平年並です。
  • 過去10年で全国的に際立った「寒冬」は2017-18年です。2月に北陸で記録的な大雪(平成30年豪雪)があり、数日間にわたり渋滞が発生するなどの災害もありました。この年も「ラニーニャ現象」が継続しています。
「暖冬」と「寒冬」の気温比較

2024年‐25年の冬の気温予想は、北日本で平年並、東日本と西日本で平年より低い確率が高くなっています。おもな都市で過去の「暖冬」と「寒冬」の気温を比較しています。

  • 気温は気象庁の過去の気象データーから出典し、表は当サイトで作成。
  • 暖冬は[2023-24年]、寒冬は[2021‐22年]で比較しています。
  • 各都市の上段は最高気温(平均)、下段は最低気温(平均)です。
都市 暖冬(2023-24年) 寒冬(2021‐22年)
12月 1月 2月 12月 1月 2月
新潟 9.5 7.7 8.5 8.8 5.3 5.3
3.2 1.2 1.3 2.0 -0.1 -0.1
東京 14.3 11.8 12.5 12.5 9.4 10.5
5.2 2.9 4.1 4.0 1.1 1.1
金沢 11.3 8.7 10.3 10.7 6.5 6.5
4.4 2.4 2.6 3.7 0.7 0.6
名古屋 13.4 10.7 13.0 11.9 8.8 9.5
4.3 2.0 4.4 3.4 0.5 0.7
大阪 13.6 10.8 12.3 12.6 9.1 9.7
5.6 3.6 5.2 5.3 2.5 2.1
広島 12.8 11.0 12.9 12.4 10.1 9.7
4.7 3.1 4.8 3.8 1.7 1.1
福岡 13.5 11.6 13.3 12.7 10.7 9.8
6.8 5.0 6.9 5.9 3.8 3.3
その他14都市[表示]

※[2021年-22年]の北海道と東北は平年並(気象庁の区分で寒冬でない)です。

都市 暖冬(2023-24年) 寒冬(2021‐22年)
12月 1月 2月 12月 1月 2月
札幌 2.2 1.1 1.5 2.7 -0.5 1.0
-3.7 -4.9 -5.1 -3.9 -6.3 -5.6
青森 5.0 4.2 4.9 5.0 1.7 2.3
-0.6 -1.1 -1.5 -1.5 -3.9 -3.5
秋田 6.4 5.7 6.7 6.1 2.5 3.1
0.6 -0.1 -0.2 -0.1 -2.4 -2.2
仙台 10.3 8.3 9.3 8.4 5.4 5.9
2.0 0.3 0.6 1.1 -1.4 -1.3
福島 10.5 8.3 9.5 8.7 4.9 5.8
1.2 -0.2 0.2 0.4 -2.3 -1.9
宇都宮 12.7 10.6 11.2 11.2 8.1 9.5
1.5 -0.8 -3.9 0.5 -2.9 -2.2
前橋 13.8 11.0 11.5 12.0 8.4 9.4
3.2 1.1 2.6 2.3 -0.9 -0.7
さいたま 13.8 11.5 12.2 12.0 9.1 9.8
2.0 -0.5 2.5 1.4 9.8 -1.4
横浜 14.6 12.2 12.4 12.8 9.4 10.2
6.6 4.1 5.2 5.0 2.3 2.2
長野 9.1 5.3 7.6 6.6 2.3 3.6
-0.4 -3.3 -1.5 -1.8 -5.0 -4.4
京都 13.1 10.2 11.8 11.7 8.2 9.5
4.3 2.5 4.3 3.7 1.0 0.7
松江 12.1 9.5 11.0 11.5 8.5 7.9
4.2 2.5 3.9 3.8 1.4 0.5
高知 15.1 13.9 15.0 14.6 12.3 11.8
4.7 3.5 6.6 3.8 1.8 1.6
鹿児島 15.9 15.2 17.4 15.1 13.5 12.7
7.4 5.9 10.4 6.3 5.3 4.9
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寒い冬に気をつけること

空気が乾燥する季節です。火災にご注意を。また除雪作業中の事故、住居内での事故にも注意が必要です。

冬の事故防止

火災発生件数は3万8659件

消防庁の火災統計によると、2023年に全国で発生した火災の総件数は3万8659件(前年比+2,284件)で、死者は1,500人(同+58人)、負傷者は5,731人(同-19人)です。総件数は3年連続で増加しています。毎日どこかで約106件の火災が発生しています。

火災の怖さは複数の死傷者が発生することが多く、また近隣への被害が拡大することも少なくないことです。気温が低くなると暖房器具を使う機会も増えます。また空気も乾燥する季節です。暖房器具や消火設備の点検、火事を起こさないための知識の共有が大切です。

漏電火災にご注意!

2024年夏は大雨になった地域が多く、建物の浸水被害にあわれた方は、漏電による火災にも注意が必要です。またコンセント内部のホコリなどに水分付着などが目立つと漏電の原因になります。(専門業者による漏電チェックをおすすめします)

漏電火災 漏電チェック
コンセント内のホコリも清掃 漏電チェック

コンセント内を含め配線機器の清掃には感電リスクがあります。ブレーカーを落としてから行う、感電防止手袋の使用など十分な安全対策が必要です。

令和6年度の「全国統一防火標語」
守りたい 未来があるから 火の用心

事故・災害

  • 除雪作業での事故
  • 落雪事故
    太陽光発電の普及により、屋根に設置した太陽電池パネルに積もった雪が滑り落ち、ケガや車などが損傷する事故も起きています。
  • 雪に不慣れな地域では、路面凍結などによる交通事故、転倒事故
  • 交通事故(毎年死亡事故は12月がもっとも多く、昨年は300人が亡くなっています)
  • 住居内での事故(ヒートショックにご注意を)

年末の交通安全運動(2024年の実施期間とポスター)

年末年始に増える事故と犯罪11のリスク

寒い日には・・猫バンバン

寒い日は車の下やタイヤハウスに、猫が隠れていることも。
エンジンを始動する前に、ボンネットを軽く叩くなどで、
確認しましょう。

お願いします。

気象庁の基準など

出典:気象庁の過去の気象データー

冬の気象予測は難しい・・

冬の気温や雪の予想は、「エルニーニョ/ラニーニャ」だけでなく、「北極振動」や「太陽活動」「偏西風」の影響、「日本海寒帯気団収束帯」の発生など複数の要因が関係するといわれ、夏より予測が難しいとされています。特に近年の局地的な大雪は、気温だけでなく気圧配置による寒気の強さ、流れ込み頻度などが大きく影響するということです。

北極振動

北極と北半球中緯度付近の気圧が交互に変わる現象。北半球中緯度付近の気圧が低い場合は寒気の流れ込みが多くなり、北日本・東日本で大雪の日が多くなる傾向。変動する詳しい原因は解明されていないそうです。

日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)

大雪の気象情報で聞くことが少しづつ増えてきました。冬に日本海で寒気の吹き出しに伴って形成される1000km程度の収束帯(略:JPCZ)で、特に西日本(日本海側)の地域で局地的な大雪になることが多いということです。2018年2月5日~8日に北陸を中心に大きな被害が発生した「平成30年豪雪」などが、この収束帯による影響ということです。形成過程は異なりますが夏に局地的な大雨をもたらす「線状降水帯」のように、発表があった場合は注意が必要ですね。

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