猛暑でエアコンが壊れた!
修理や設置が間に合わない!
急な故障などでエアコンの買換え必要になった場合、設置作業に専門知識をもった業者の手配に日数を要することがあります。修理では部品の供給(在庫)状況によって、さらに日数が必要になることも。お盆など連休中、前などに故障すれば、危機的な状況になることも。
通常の壁掛けエアコン(室外機タイプ)の設置には専門技術が必要です。
[目次]
- 故障かなと思ったら
・まずは確認すること! - 冷風機・窓用エアコン
・緊急時には冷風機、窓用エアコンがおすすめ
・実際に使用した感想 - amazon・楽天での購入
・在庫と納期を必ず確認! - 緊急時には濡れタオルと扇風機
・命の危険を防ぐ!
故障かなと思ったら
自分で出来ることは限られますが・・
- フィルターの掃除
- リモコンの電池確認
- ドレンホースの目詰まり確認(※)
- コンセントの抜き差し
- 室外機のファンが回っているかを確認。ファンが停止すると冷風は出ません。室外機の故障が多いようです。
※室外機を確認し、ドレンホース(排水ホース)の出口に異物がないかを確認。目詰まりは水漏れの原因になります。
冷風機で応急の暑さ対策を!
エアコンの買い替えや修理に日数を要する場合は、家電量販店などで購入でき、自分で簡単に設置できるスポットクーラーなどを一時的に利用することをおすすめします。スポットクーラーは、エアコンと同じ原理で冷風を作り出します。
スポットクーラー
とりあえずの緊急対応なら選択肢のひとつです!
▲写真はコロナの製品
- 設置、移動が簡単。
- 室外機がないため、背面の排気ダクトから温風が出ます。このため部屋全体の室温を下げることはできません。また冷却に使った水を溜めるタンクがあり、満水時に水を捨てる作業が必要です。(※)
- 実勢価格は3万円台~
※排熱ダクトを使い、部屋から離れた場所に排気できる製品もあります。また窓用ダクトパネル(別売りが多い)を使用すれば、温風を屋外に排気できエアコンに近い使い方も可能です。
水をタンクに溜めずに、ホースで排水できるタイプもあります。
設置は超簡単!(商品が届き、箱から出してスグに使えます。今回はエアコンの故障で設置までの緊急対応で購入。楽天で3万5千円でした。)
吹き出し口の冷風(温度)はエアコン並みです。実際に温度を測ると28.1℃でした。風量はエアコンの1/3~1/4くらいです。とりあえず付属の排気ホースで温風を網戸越しに外に出すようにして設置。快適とまでは言えませんが、暑さを忘れる程度には使えます。
電気代が窓用エアコンよりかかります。
冷却水のタンクは10時間程度で満水です。また6畳程度の部屋であれば、窓用ダクトパネル(別売)を利用し、排気を屋外に出すことで、ある程度は室温を下げることも可能です。扇風機と併用すれば熱中症予防は期待できます。コンプレッサーが内蔵されているため、動作時の音はやや大きいです。(うるさく我慢できないほどでない)
※部屋干しの衣類、押し入れ内の乾燥にも役立ちます。
窓用エアコンなら快適!(おすすめします)
翌日くらいまでに入手可能なら窓用エアコンをおすすめします。
組み立ては簡単ですが、とにかく重い!おそらく女性1人では難しいと思います。窓の高さによりますが、脚立などが必要です。男性なら1人で30分~50分で設置が完了します。
- 想像していた以上によく冷えます。(60Hz地域です)
- メーカー仕様は6畳とありますが、8畳程度まで十分に冷えます。(部屋の環境にも影響されるかも)
- 動作音も気になるほどではありません。
- 電気代も安い。(スポットクーラーより安い)
- リモコンは超シンプル。
- 室温センサーの精度は良いです。
- お手入れは超簡単!(内部フィルターの掃除など)
- コスパはすごくいいと思います。
冷風機(一時的な応急使用なら)
▲写真は製品例です。
冷風機は水や氷の気化熱を利用して、冷風を作り出します。
- 設置、移動が簡単。
- エアコンのような冷風は出ません。氷を使うことである程度冷たい風は出ます。
- 実勢価格は1万円以下が多く、お求めやすい価格帯です。
冷風というより涼風のイメージです。部屋全体の室温を下げる効果はありません。また室温が高い場合は、水や氷で冷やせる時間も短くなります。
日中の暑い時間帯の熱中症予防には不向きだと思います。就寝時に熱帯夜でなく(屋外の気温が25.0℃以下)、部屋の構造が風通しの良い場所であれば、応急的に使えると思います。
amazon・楽天
購入される方は、必ず在庫と納期の確認が必要。お急ぎの場合は家電量販店でご購入を!
amazon
▲窓用エアコン(おすすめします!)
▲水の循環式(コンプレッサーでない)冷風機。緊急時には使えそうです。
▲エアコンと同じ原理の冷風機(緊急時には使えます!)しかし、快適に冷やすことは難しい。
楽天
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▲窓用エアコン(おすすめします)
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▲水の循環式(コンプレッサーでない)冷風機。緊急時には使えそうです。
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▲エアコンと同じ原理の冷風機(緊急時には使えます!)しかし、快適に冷やすことは難しい。
緊急時には濡れタオルと扇風機
猛暑の日中で部屋にいる時や、熱帯夜で室温が高い場合にエアコンが使えず、熱中症の危険性が高い場合は、タオルを水で濡らし首などに巻きます。(必要に応じてバスタオルで体全体を覆う)シャツごと水で濡らす方法もご検討ください。
扇風機で風をあて気化熱を利用することで、体温を下げることも可能です。熱が出た時に額に濡れタオルをあてるのと同じです。