[目次]
- 2025年夏の気温(全般予想)
- 3か月予報(4月~6月)
- Newラニーニャ/エルニーニョ
- 近年の夏の気温(地域別推移)
- いつから暑い?いつまで暑い?
東京・名古屋・大阪・広島・福岡の
2024年と過去5年の気温推移グラフ
ほか都道府県庁所在地の最高気温
このページに掲載している数値は気象庁から出典し、グラフ・表は数値を元に当サイトで作成しています。
夏の気温予想(全般)
夏の気温予想(暖候期予報)
2025年夏(6月~8月)の期間予想
2月25日発表分
期間全般の気温は、北・西日本で高い確率が60%、東日本で高い確率が70%、沖縄・奄美で高い確率が50%と予想されています。関東・甲信から近畿で色区分が紫(高い確率が70%以上)の予想が出されたのは、過去10年の「暖候期予報」では初めてです。
気象庁によると高気圧の北への張り出しは強くなるものの、昨年やおととしのように極端に強くならない見込みで、気温は平年より高くなるものの、昨年のような記録的な高温になる可能性は低いということです。(2025年2月25日の発表)
※4月と5月の3か月予報(25日頃発表)に合わせて予報内容を再検討し、変更がある場合には修正するということです。3月25日時点で予想確率の修正発表はありません。
近年の暖候期予報[比較表示する]
2024年(昨年) | 2023年 |
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実際の気温傾向は予報とほぼ同じ。しかし東海、近畿、中国、九州・沖縄で記録的な猛暑になっています。(広島市は8月の猛暑日が26回で前年の2倍)全国的にも平年の気温を大きく上回りました。 | 実際の気温は全国的に予報を大きく超えました。東日本・北日本で記録的な暑さ。特に北陸から東北(日本海側)では、統計開始以降もっとも気温が高かった都市が多かった。 |
気温の予想(6月~8月)
色区分|数字は確率(%) | ||
低い 少ない |
平年並 | 高い 多い |
3か月予報(4月~6月)
3月25日発表分
各地域の数字は平年に対する確率(%)で、左から低い・平年並・高い順です。
エルニーニョ/ラニーニャ現象
3月10日発表分
エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態と見られる。ラニーニャ現象に近い状態は弱まり始めている。
ラニーニャ現象に近い状態はさらに弱まり、夏にかけて平常の状態が続く可能性が高い(60%)。

出典:気象庁
近年の夏の気温(推移)
過去5年(6月から9月)の地域気温平年差(4区分)をグラフで、2024年と2023年については、6区分を表で掲載しています。
4地域区分の気温平年差(グラフ)
- 期間:2020年~2024年
- 気象庁の4地域区分(数値出典:地域平均気象データー)
- 各月をタブで表示
- グラフは拡大表示
6地域区分の気温平年差[表形式で表示]
6地域区分の気温平年差(表)
- 期間:2023年と2024年
- 気象庁の6地域区分(日=日本海側|太=太平洋側)
- 数値出典:地域平均気象データー
- 表はデバイスにより横スクロール
平年差(℃) | |||
高い | +0.1 ~ +0.5 | +0.6 ~ +1.0 | +1.1以上 |
低い | -0.1 ~ -0.5 | -0.6 ~ -1.0 | -1.1以下 |
年 | 2023 | 2024 | |||||||
月 | 6 | 7 | 8 | 9 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
北日本 | 日 | +2.0 | +2.3 | +3.9 | +3.0 | +1.7 | +1.9 | +2.0 | +1.5 |
太 | +2.5 | +3.3 | +3.9 | +3.2 | +2.2 | +3.2 | +2.5 | +1.8 | |
東日本 | 日 | +1.2 | +1.8 | +3.4 | +3.2 | +1.5 | +1.8 | +1.5 | +3.2 |
太 | +1.0 | +2.0 | +1.8 | +3.0 | +1.0 | +2.5 | +1.9 | +3.3 | |
西日本 | 日 | +0.8 | +1.3 | +1.6 | +2.3 | +0.8 | +1.8 | +1.9 | +3.8 |
太 | +0.2 | +0.9 | +0.7 | +2.2 | +0.4 | +1.8 | +1.7 | +3.0 | |
沖縄・奄美 | -0.1 | +0.5 | -0.1 | +0.8 | +0.3 | +1.3 | +0.9 | +1.1 |

ここ何年もずーっと猛暑が続いてる

暑いのは苦手です。
いつから暑い?いつまで暑い?
気温の推移グラフ
東京・名古屋・大阪・広島・福岡の6月~9月の気温について近年の気温グラフ、その他の都道府県庁所在地は、月ごとの最高気温(平均)を表で掲載しています。雨が続いた期間は最高気温の上昇は抑えられます。
- 最高と最低気温の推移
- タブで5年平均を表示
- 気温単位は℃
- グラフは拡大表示
東京
名古屋
大阪
広島
福岡
都道府県庁所在地の最高気温
- 2024年8月に最高気温(月間平均)が35℃以上の都市は10か所あります。(7月はありません)
- 8月の最高気温(平均)がもっとも気温が高かったのは熊本市(36.2℃)です。次いで山口市(35.9℃)、名古屋市(35.8℃)の順です。8月下旬は東・西日本の広い範囲で大雨が続き、最高気温が抑えらています。例えば名古屋市は月間平均では35.8℃ですが、上旬は38.2℃、中旬は37.1℃と際立った暑さになっています。
北海道・東北[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
札幌 | 23.9 | 28.0 | 28.4 | 24.5 |
青森 | 24.8 | 28.4 | 29.7 | 27.0 |
秋田 | 26.0 | 27.7 | 31.5 | 27.7 |
盛岡 | 27.0 | 29.1 | 31.5 | 27.5 |
仙台 | 25.9 | 30.4 | 31.5 | 27.4 |
山形 | 28.0 | 30.6 | 33.0 | 28.0 |
福島 | 28.5 | 31.9 | 33.2 | 28.7 |
関東・甲信[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
宇都宮 | 27.8 | 32.7 | 33.2 | 30.3 |
前橋 | 28.8 | 33.5 | 34.4 | 31.0 |
水戸 | 26.8 | 32.3 | 32.4 | 29.7 |
東京 | 27.7 | 33.5 | 33.6 | 30.9 |
さいたま | 28.4 | 34.1 | 34.5 | 31.4 |
千葉 | 27.3 | 32.9 | 33.3 | 30.6 |
横浜 | 27.6 | 33.1 | 33.7 | 30.7 |
甲府 | 28.4 | 33.8 | 34.8 | 32.3 |
長野 | 27.6 | 30.8 | 32.9 | 29.8 |
新潟 | 26.4 | 29.9 | 31.7 | 28.8 |
東海・北陸[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
静岡 | 27.6 | 34.0 | 32.8 | 31.7 |
名古屋 | 28.8 | 34.3 | 35.8 | 33.2 |
岐阜 | 28.9 | 33.8 | 35.7 | 33.1 |
津 | 27.1 | 33.3 | 33.8 | 31.2 |
富山 | 28.1 | 32.7 | 33.0 | 30.5 |
金沢 | 27.4 | 31.7 | 33.0 | 30.8 |
福井 | 28.6 | 32.3 | 33.8 | 32.2 |
名古屋市は8月上旬の最高気温(平均)が38.2℃、中旬は37.1℃で際立った暑さでした。下旬は大雨の日が多く最高気温が抑えられ32.6℃です。このため月間平均では35.8℃ですが、それでも全国で3番目に高い気温です。8月下旬の長雨は東海から九州まで同様の傾向です。
近畿・中国・四国[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
大津 | 28.3 | 32.8 | 34.9 | 32.6 |
京都 | 29.4 | 34.4 | 35.5 | 33.6 |
奈良 | 28.7 | 33.5 | 35.4 | 33.0 |
和歌山 | 27.6 | 32.9 | 34.9 | 32.2 |
大阪 | 28.7 | 33.5 | 35.4 | 33.0 |
神戸 | 26.9 | 32.1 | 34.5 | 32.2 |
鳥取 | 28.6 | 33.0 | 34.8 | 32.7 |
松江 | 27.9 | 31.4 | 33.7 | 31.5 |
岡山 | 28.2 | 33.5 | 35.7 | 33.1 |
広島 | 27.5 | 32.4 | 35.5 | 33.5 |
山口 | 28.3 | 32.8 | 35.9 | 33.7 |
高松 | 28.1 | 33.7 | 35.6 | 33.1 |
徳島 | 27.1 | 32.6 | 34.7 | 31.9 |
松山 | 27.9 | 32.9 | 34.8 | 32.7 |
高知 | 27.4 | 32.8 | 34.3 | 32.4 |
九州・沖縄[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
福岡 | 27.7 | 33.8 | 34.8 | 33.3 |
佐賀 | 28.5 | 33.0 | 35.7 | 34.3 |
長崎 | 26.7 | 31.7 | 33.8 | 32.9 |
大分 | 27.1 | 33.4 | 34.4 | 32.1 |
宮崎 | 27.5 | 33.9 | 33.4 | 31.0 |
熊本 | 28.5 | 33.2 | 36.2 | 34.3 |
鹿児島 | 28.1 | 34.1 | 34.9 | 32.9 |
那覇 | 29.5 | 33.9 | 32.8 | 31.7 |
近年は「猛暑日」の急増など、これまで経験したことのないような厳しい暑さが続いています。店舗での販売、飲食店や宿泊・観光業等では集客に少なからず影響がありそうです。5つの都市について気象データーをまとめています。相関関係を知ることで、効率化のヒントが見つかるかもしれません。
熱中症の予防ポスター
未就学児童や小学生はアスファルト路面などからの照り返しで、頭部付近の気温は大人以上に高くなります。また発汗による体温調整も未熟で暑さの影響は大きくなります。さらに小学生低学年くらいまでは、体調不良を言葉で伝えることが困難な子も少なくなく、室内・屋外を問わず十分に気をつけることが必要です。ご高齢者の方は室内でもこまめな水分補給が大切。
#今年の夏は暑い