交通事故の発生状況とランキング(2024年)

交通事故の発生状況
11月も安全運転でいきましょう!
加害者にも被害者にもならない!
横断歩道・交差点事故にご注意。
昨年11月の死者は254人でした。

交通事故日報からの発生状況

毎日どこかで‥全国で1日あたり約778件の交通事故(人身)が発生し、約922人が負傷。7人が亡くなっています。(10月末時点)毎日の状況を知るだけでも、事故抑止につながりそうです。

交通事故の発生状況とランキング

交差点と横断歩道での事故に注意だね

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[目次]

掲載データーは暫定数で修正される場合があります。このページに掲載している数値等は、警察庁政府統計総合窓口、および各都道府県の警察本部HPから出典。(表やグラフなどは当サイトで作成。二次情報であることをご承諾の上であれば、イラスト等を含めご自由にお使いください)

交通死亡事故ランキング

2024年1月からの累計(交通事故日報からの暫定数)で、翌日の午後に発表されています。(土日祝・連休は翌平日)

11月20日までの累計


都道
府県
死者数 前年比
1 東京 127 +18
2 愛知 126 -3
3 千葉 114 +7
4 大阪 105 -24
5 兵庫 93 +7
5 神奈川 93 -9
7 埼玉 92 -10
8 北海道 89 -25
9 茨城 81 0
10 福岡 80 -4
全国(累計) 死者数 前年比
今年 2,282 +4
当月 154 0
11月20日の死者数
今年これまでの
最多は16人
(9月13日)
0 4 昨年の最多は20人
(12月23日)

1968年~2023年(55年間=約2万日、沖縄県は1972年から)の統計で、24時間死者数が0人(確定数で分かっている日)は、2021年4月8日の1日のみ。暫定数としては今年これまでに1日、昨年はありません。

すべての都道府県[10月と年累計を表示]
  • 都道府県順
  • 月ごとに更新
  • 太文字は前年比(年累計)で+6人以上

大きく増加しているところは、取り締まりが厳しくなるかもしれません。

都道
府県
10月 前年比 2024年
(累計)
前年比
北海道 4 -11 85 -19
青森 5 +4 39 +8
岩手 3 +1 23 -5
宮城 8 +3 39 +1
秋田 4 +1 27 +4
山形 5 +4 23 -6
福島 8 +4 46 -1
東京 13 +1 116 +13
茨城 11 +1 76 -3
栃木 9 +2 47 -2
群馬 3 +1 40 +5
埼玉 9 -3 84 -8
千葉 10 -2 108 +12
神奈川 11 -8 89 -7
新潟 5 -2 45 ±0
山梨 3 +1 19 -3
長野 4 ±0 47 +17
静岡 5 -4 61 +1
富山 1 ±0 18 -7
石川 5 +1 24 +1
福井 3 +2 20 +5
岐阜 5 -6 48 +3
愛知 14 -3 115 -8
三重 4 -1 36 -14
滋賀 4 ±0 24 -11
京都 4 +2 41 -2
大阪 9 +3 97 -20
兵庫 12 +2 86 +8
奈良 0 -3 15 -6
和歌山 3 ±0 26 +1
鳥取 1 ±0 9 -1
島根 1 -1 8 -11
岡山 7 ±0 46 +6
広島 3 -5 57 -8
山口 5 +3 40 +15
徳島 5 +4 26 +6
香川 4 -2 25 -3
愛媛 6 +4 42 +11
高知 0 -1 18 +2
福岡 5 ±0 75 -5
佐賀 6 +5 21 +15
長崎 3 -1 20 -9
熊本 9 +3 48 +17
大分 3 ±0 22 -3
宮崎 0 -3 26 +1
鹿児島 5 +2 42 +7
沖縄 5 +2 39 +7

曜日ごと(10月末まで)

曜日ごとの死者数(上段)と比率(下段)です。土日は平日より少ないですが、3連休以上になった場合は多くなる傾向です。

※交通事故分析センターの暫定数から集計。合計数はランキング表と異なる場合があります。

237 318 298 307 320 327 284
11.3 15.2 14.3 14.7 15.3 15.6 13.6

月別の推移

交通事故死者の月別推移(2024年10月まで)

10月は前年と同数です

事故後30日以内に亡くなった方は3年間で1万人近く。この中に入らないようにしたいですね。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2024 220 185 177 196 206 198 227 246 221 252
2023 217 170 226 184 208 176 236 240 215 252 254 300
前年比 +3 +15 -49 +12 -2 +22 -9 +6 +6 0 // //

10月末までに23万6467件(778件/日)の人身事故が発生し、死者数は2,128人(7.0人/日)、負傷者数は28万0277人(922人/日)です。(いずれも暫定数。前月までの累計は翌月20日頃に発表されます)

日本の総人口で単純に試算すると、10月末までにおよそ442人に1人が負傷したことになります。昨年(年間)は、およそ435人に1人(このうち13人に1人が重傷=治療期間が30日以上)です。

ケガする人多いね‥
自転車やバイクを運転中に自分でコケちゃったりで、ばんそうこうか湿布を貼るくらいのケガを含めると、もっと多いかも。マジで安全運転するわ。痛いの絶対いやだもん‥
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事故の多い都府県

下記については事故件数・負傷者数も掲載しています。(1週間ごとの更新です)

東京埼玉千葉神奈川愛知大阪

交通安全に関すること

過去10年以上、12月の交通事故死者数は年間でもっとも多い(昨年は11月までの月平均の1.3倍)

12月の日別死者数(2023年)

年末の交通安全運動 2024年
都道府県ごとの期間・重点項目

2024年の一時停止率が発表されました。

信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況

 

朝晩は寒くなったじゃん。

ね、日が暮れるのめちゃ早いし、事故に気をつけようね!

お、おう!

わん、わん

令和6年「交通安全スローガン=全日本交通安全協会」をランダムに表示

すべての標語[表示]

出典:全日本交通安全協会

〇運転者・同乗者に呼びかけるもの

  • 今日もまた あなたの無事故 待つ家族
    (内閣総理大臣賞)
  • 抜け道と 思うな そこは通学路
  • 挙げる手を やさしく見守る 横断歩道
  • 飲みません 今日は私が ハンドルキーパー
  • ぎりぎりの 時間と車間が 事故を呼ぶ

〇歩行者・自転車利用者に呼びかけるもの

  • 身につけよう 交通ルールと ヘルメット
    (内閣総理大臣賞)
  • 車だけ? 交通ルールは 皆のもの
  • さあ青だ 踏み出す前に 再確認
  • 反射材 光って気づいて 事故防止
  • 自転車も 歩行者優先 安全走行

〇子供たちに交通安全を呼びかけるもの

  • わたるまえ わすれずかくにん みぎひだり
    (内閣総理大臣賞)
  • しんごうき あおでもかくにん わすれない
  • 見つけてね ピカピカぼくの はんしゃざい
  • ちょっと待て 車のかげから もう1台
  • 交差点 自分を守ろう 周り見て
  • じゅんびした? じてん車のるとき ヘルメット
9月以降の死者数は8月までの1.23倍

秋から冬は交通死亡事故が増加 9月以降の交通事故死者数(月平均)は、8月までの1.23倍(1か月あたり約48人多い)です。2023年までの10年間をみても1.19倍~1.27倍で大きな差はありません。(平均・中央値ともに1.24倍)9月は多くの地域で月初と月末の日没時刻の差がもっとも大きくなります。また薄暮時間帯(日没前後の1時間)は、自動車×歩行者の死亡事故が昼間の4倍といわれています。 薄暮時間帯

  • 人身事故件数と負傷者数は、いずれも9月以降の月平均は8月までの1.12倍です。
  • 12月の死者数は11月までの月平均に比べ1.3倍以上(過去5年の平均)
横断歩道での一時停止率

2023年の「歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止率」は全国平均が45.1%です。全国でもっとも高かったのは長野県の84.4%で8年連続全国1位、もっとも低かったのは新潟県で23.2%です。昨年の検挙数は約33万6500件(1日あたり922件)で、5年以上連続して増加。(都道府県ごとの停止率、ランキングはこちらから)うっかり摘発されないために!

道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。

まとめてダウンロード[zip]

地球交通事故撲滅本部

警察庁が制作した動画です。吾輩の人に「何事だ!・・けしからん!」とかメチャ怒られるけど、いろいろ教えてくれます!多くの人が知らない、または忘れてしまった内容かも。運転者向けに作られた3つの動画(各3分程度で字幕あり)を見れば、事故を減らし違反点数2点・反則金9千円(普通車)を失うこともなくなるかも。[チャンネルは千葉県警]

上記は運転者編 ①(横断歩道に近づいたら)です。

動画は朝に見ると「ドンジャカ・・キュイーン♪・・ドカーン!」のBGMで目が覚めちゃうよ!

1日の安全運転にもつながるね。

かもしれない運転って知ってる?
かもしれない運転

交通安全での画像再利用はご自由にどうぞ

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被害者にも加害者にもならない!

「携帯電話に事故の知らせが入る」ことがないように・・

  • 子どもの飛び出しに注意
▲オンマウスまたはタップで停止、スワイプでスライド。

夜間はハイビームで事故防止

自動車と歩行者の死亡事故が半分になるかも

夜間走行はハイビームで事故防止

千葉県警の分析によると、夜間に発生した自動車と横断歩行者の死亡事故について、ほとんどの前照灯は下向き(ロービーム)になっており、上向き(ハイビーム)であれば半数以上(56%)は、衝突を回避できた可能性が高いということです。

照射距離と歩行者発見までの距離

前照灯 照射
距離
黒っぽい
服装
明るい
服装
反射材
着用
ロービーム 40m 約26m 約38m 約57m
ハイビーム 100m 約65m 約95m 約143m

※ハイビームでの発見距離は、ロービームの距離に2.5を乗じた推定値です。

停止距離{空走距離+制動距離}は、路面が乾燥しておりタイヤの状態が良好の場合は、40km/hで約17.3m、50km/hで約24.5mです。

夜間に運転者が歩行者を確認できる距離は、ロービームで歩行者が黒っぽい服装の場合は、約26mということです。50km/h走行時の停止距離は約24.5mであり、黒っぽい服装の横断歩行者を発見しても衝突の回避が難しくなります。実際は街路灯の有無などで異なる場合もありますが、計算上は50km/hを超えれば事故のリスクが非常に大きくなります。
ハンドル操作等によって回避可能な場合もあるかも知れませんが、路面状況や天候によっては、さらに難しくなる場合もあると思います。40km/h走行で26mを進む時間は約2.3秒、50km/hでは約1.9秒です。

ハイビームは100m先まで見通せるため、適切に使って早くに確認できれば、余裕をもって危険を予測し回避できそうですね。また酔って路上で寝込んだ人、落下物の早期発見にもつながります。対向車を確認した場合はロービームにする必要があるため、漫然運転(※)の防止にもつながりそうです。(ハイビームアシスト機能を除く)

(※)漫然(まんぜん)運転とは、ぼんやりと運転したり、考え事をしながらの運転(集中力や注意力が低下した状態)です。死亡事故(第一当事者)の原因では10年以上連続で、もっとも多くなっています。{法令違反では脇見や安全確認違反などの「安全運転義務違反」に含まれます}

交通違反の取り締まり状況
(1日の検挙数は約1万4900件)

歩行者・自転車は反射材で事故防止

反射材で事故防止

▲前照灯が下向き(ロービーム)の場合でも、反射材を着用していると約57m先で気づきます。反射材は100円ショップでも購入できます。

年末年始に増える事故と犯罪11のリスク

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