総出火件数、出火率の順位
(2024年のランキング)
目次
- 出火率ランキング
火災リスクがもっとも高いのは茨城県で2年連続 - 消防白書からのデータ
- 火災予防
- 地震火災の防止
数値は消防庁の統計情報(火災発生件数)から出典し集計。表は当サイト作成。(二次情報であることをご承諾のうえであれば、表の転載などご自由にお使いください)
総出火件数・死傷者等
総出火件数 | 3万7036件 | 建物火災 (住宅含む) |
2万0908件 |
死者数 | 1,436人 | 負傷者数 | 5,742人 |
都道府県の出火件数
総出火件数、火災、死者・負傷者数です。
北海道・東北
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
北海道 | 1,674 | 11 | 245 | 3.29 |
青森県 | 558 | 21 | 73 | 4.63 |
岩手県 | 375 | 33 | 62 | 3.20 |
宮城県 | 631 | 22 | 117 | 2.81 |
秋田県 | 349 | 25 | 71 | 3.77 |
山形県 | 297 | 28 | 49 | 2.89 |
福島県 | 627 | 51 | 101 | 3.49 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
関東・甲信
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
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都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
茨城県 | 1,351 | 23 | 140 | 4.71 |
栃木県 | 723 | 30 | 70 | 3.77 |
群馬県 | 690 | 15 | 104 | 3.60 |
埼玉県 | 1,927 | 9 | 306 | 2.61 |
千葉県 | 2,039 | 65 | 281 | 3.23 |
東京都 | 4,548 | 6 | 797 | 3.27 |
神奈川県 | 1,947 | 6 | 326 | 2.11 |
新潟県 | 509 | 16 | 98 | 2.38 |
山梨県 | 344 | 11 | 39 | 4.27 |
長野県 | 691 | 16 | 135 | 3.41 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
東海・北陸
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
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都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
富山県 | 192 | 51 | 1.88 | |
石川県 | 245 | 7 | 42 | 2.21 |
福井県 | 159 | 3 | 21 | 2.11 |
岐阜県 | 675 | 12 | 128 | 3.43 |
静岡県 | 963 | 11 | 128 | 2.67 |
愛知県 | 1,920 | 18 | 317 | 2.56 |
三重県 | 651 | 17 | 61 | 3.70 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
近畿
出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
滋賀県 | 390 | 4 | 59 | 2.76 |
京都府 | 551 | 7 | 122 | 2.21 |
大阪府 | 1,959 | 6 | 444 | 2.23 |
兵庫県 | 1,431 | 31 | 208 | 2.64 |
奈良県 | 360 | 3 | 46 | 2.74 |
和歌山県 | 296 | 7 | 44 | 3.24 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
中国・四国
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
鳥取県 | 165 | 3 | 24 | 3.05 |
島根県 | 252 | 28 | 39 | 3.87 |
岡山県 | 656 | 36 | 104 | 3.54 |
広島県 | 771 | 30 | 109 | 2.80 |
山口県 | 453 | 13 | 47 | 3.46 |
徳島県 | 233 | 9 | 39 | 3.28 |
香川県 | 384 | 16 | 51 | 4.05 |
愛媛県 | 371 | 6 | 67 | 2.83 |
高知県 | 263 | 8 | 27 | 3.89 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
九州・沖縄
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
福岡県 | 1,231 | 11 | 175 | 2.42 |
佐賀県 | 248 | 5 | 33 | 3.10 |
長崎県 | 374 | 5 | 64 | 2.90 |
熊本県 | 621 | 42 | 70 | 3.59 |
大分県 | 458 | 43 | 47 | 4.12 |
宮崎県 | 421 | 25 | 39 | 3.98 |
鹿児島県 | 589 | 23 | 76 | 3.74 |
沖縄県 | 474 | 16 | 46 | 3.19 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
出火率ランキング
出火率は人口1万人あたりの火災件数(すべての火災)です。もっとも高かったのは茨城県で4.71(全国平均は3.19)です。
順 位 |
都道 府県 |
出火率 |
1 | 茨城県 | 4.71 |
2 | 青森県 | 4.63 |
3 | 山梨県 | 4.27 |
4 | 熊本県 | 4.12 |
5 | 徳島県 | 4.05 |
6 | 大分県 | 3.98 |
7 | 愛媛県 | 3.89 |
8 | 鳥取県 | 3.87 |
9 | 秋田県 | 3.77 |
10 | 栃木県 | 3.77 |
11 | 宮崎県 | 3.74 |
12 | 三重県 | 3.70 |
13 | 群馬県 | 3.60 |
14 | 長崎県 | 3.59 |
15 | 島根県 | 3.54 |
16 | 福島県 | 3.49 |
17 | 広島県 | 3.46 |
18 | 岐阜県 | 3.43 |
19 | 長野県 | 3.41 |
20 | 北海道 | 3.29 |
21 | 山口県 | 3.28 |
22 | 東京都 | 3.27 |
23 | 奈良県 | 3.24 |
24 | 千葉県 | 3.23 |
25 | 岩手県 | 3.20 |
26 | 鹿児島県 | 3.19 |
27 | 福岡県 | 3.10 |
28 | 和歌山県 | 3.05 |
29 | 沖縄県 | 2.97 |
30 | 佐賀県 | 2.90 |
31 | 山形県 | 2.89 |
32 | 香川県 | 2.83 |
33 | 宮城県 | 2.81 |
34 | 岡山県 | 2.80 |
35 | 兵庫県 | 2.74 |
36 | 静岡県 | 2.67 |
37 | 大阪府 | 2.64 |
38 | 埼玉県 | 2.61 |
39 | 愛知県 | 2.56 |
40 | 高知県 | 2.42 |
41 | 新潟県 | 2.38 |
42 | 京都府 | 2.23 |
43 | 石川県 | 2.21 |
44 | 滋賀県 | 2.21 |
45 | 神奈川県 | 2.11 |
46 | 福井県 | 2.11 |
47 | 富山県 | 1.88 |
もっとも低かったのは富山県で1.88(1991年以降、34年間連続で全国最小)です。
消防白書からの抜粋
- 全火災の出火原因の約75%は失火。
- 死者の約47%は逃げ遅れによるもの(不明・調査中をのぞく)、このうち避難行動を起こしていたものの、逃げ切れなかったと思われるものが約16%、火災に気づいたものの逃げ道がなかった、または火災に気づかなかったと思われるものが約16%。
- 逃げ遅れでの死者のうち、おもな割合は病気・身体不自由が11%、熟睡中が約9%、延焼拡大が早く逃げ切れなかったものが約7%、消火しようとして死亡が約4%。
- 住宅火災での死者発生時間は、午前0時~午前6時が多い(全時間帯の約1.2倍)
- 死者が発生した住宅火災での着火(火がついたもの)で、もっとも多いのは寝具および衣類で全体の約19%。(不明を除く)
- 死者のうち高齢者(65歳以上)が約70%で、81歳以上は全年齢層平均の約3倍。
- 死因は火傷が約39%、一酸化炭素中毒・窒息が約37%。
- 建物火災のうち全焼が約65%、半焼は約11%。
- 建物火災による死者数は全火災の約80%(このうち約92%は住宅火災)。
- 死者の発生した住宅火災の発火源は、たばこ(15.6%)、電気器具(12.6%)、ストーブ(9.3%)の順です。不明・その他を除きます。
- たばこが原因の火災は、不適当な場所への放置が6割以上。
- コンロによる火災の約半数は消し忘れ。
火災予防
自治会・町内会向けチラシ
自治会や町内会などで世帯や個人向けに配布・回覧用のチラシです。PDFで表示・印刷できます。
- 自治会や町内会などで世帯や個人向けに配布・回覧用のチラシです。
- 画像は拡大表示、文字のリンク先でPDFで表示・印刷できます。(印刷はA4タテを推奨)
まとめてダウンロード
[zip形式]
▲上記のチラシ①と②のPDFを同梱しています。10月2日に消費者庁が公開した「リチウム電池」の発火事故防止チラシと資料を追加で同梱しました。
①は一般向けチラシ、②は多言語チラシ(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ポルトガル語)です。(このチラシのみ消防庁でなく当サイトで作成)
近隣の方と協力しあい火災予防!
地震火災の防止
消防庁が作成した動画(3分間のダイジェスト版)。地震や台風などの水害時に発生する火災について、わかりやすく解説しています。もしもの時にたいへん役立つ内容です。
地震火災発生のメカニズム等を過去の事例をもとに紹介し、対策例として家具等の転倒防止措置、感震ブレーカーの設置、安全装置付きの暖房器具の使用など。

火災原因の半分以上が電気関係って知らなかった。

台風や水害の時にも役立つね。本編も見たほうがいいよ。もっと詳しく教えてくれる。