総出火件数、出火率の順位
(2023年のランキング)
[目次]
数値は消防庁の統計情報(火災発生件数)から出典し集計。表は当サイト作成。(二次情報であることをご承諾のうえであれば、表の転載などご自由にお使いください)
総出火件数・死傷者等
3年連続で発生件数、死傷者数が増加しています。林野火災、車両火災等は省略(総出火件数には含みます)。
総出火件数 | 3万8659件 | 建物火災 (住宅含む) |
2万0968件 |
死者数 | 1,500人 | 負傷者数 | 5,731人 |
都道府県の出火件数
総出火件数、火災、死者・負傷者数です。
北海道・東北
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
北海道 | 1,587 | 68 | 215 | 3.09 |
青森 | 436 | 46 | 85 | 3.56 |
岩手 | 383 | 34 | 70 | 3.22 |
宮城 | 698 | 32 | 114 | 3.09 |
秋田 | 318 | 21 | 67 | 3.38 |
山形 | 318 | 13 | 79 | 3.05 |
福島 | 703 | 44 | 114 | 3.87 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
2024年-25年シーズンの冬の気温は平年並か低くなる予想。降雪量も平年より多くなる予想確率が高くなっています。
関東・甲信
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
茨城 出火率 ワースト |
1,386 | 53 | 126 | 4.81 |
栃木 出火率4位 |
870 | 39 | 97 | 4.51 |
群馬 | 759 | 31 | 99 | 3.93 |
埼玉 | 1,996 | 84 | 302 | 2.70 |
千葉 | 2,104 | 67 | 263 | 3.33 |
東京 | 4,365 | 88 | 761 | 3.15 |
神奈川 | 2,052 | 55 | 355 | 2.23 |
新潟 | 612 | 35 | 108 | 2.83 |
富山 | 178 | 21 | 32 | 1.73 |
石川 | 268 | 20 | 40 | 2.40 |
福井 | 174 | 15 | 31 | 2.29 |
山梨 出火率2位 |
375 | 14 | 43 | 4.61 |
長野 | 847 | 33 | 124 | 4.14 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
2024年-25年シーズンの冬の気温は平年並か低くなる予想。降雪量も平年より多くなる予想確率が高くなっています。
東海・北陸
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
富山 | 178 | 21 | 32 | 1.73 |
石川 | 268 | 20 | 40 | 2.40 |
福井 | 174 | 15 | 31 | 2.29 |
山梨 | 375 | 14 | 43 | 4.61 |
長野 | 847 | 33 | 124 | 4.14 |
岐阜 | 709 | 25 | 101 | 3.58 |
静岡 | 970 | 45 | 131 | 2.67 |
愛知 | 2,032 | 71 | 290 | 2.70 |
三重 | 690 | 22 | 63 | 3.89 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
2024年-25年シーズンの冬の気温は平年並か低くなる予想。降雪量も平年より多くなる予想確率が高くなっています。
近畿
出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
滋賀 | 392 | 8 | 54 | 2.77 |
京都 | 516 | 19 | 76 | 2.06 |
大阪 | 1,967 | 65 | 442 | 2.24 |
兵庫 | 1,548 | 49 | 222 | 2.84 |
奈良 | 395 | 15 | 79 | 2.98 |
和歌山 | 343 | 23 | 42 | 3.71 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
2024年-25年シーズンの冬の気温は平年並か低くなる予想。降雪量も平年より多くなる予想確率が高くなっています。
中国・四国
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
鳥取 | 177 | 9 | 17 | 3.24 |
島根 | 266 | 9 | 28 | 4.04 |
岡山 | 743 | 45 | 108 | 3.98 |
広島 | 842 | 40 | 121 | 3.04 |
山口 出火率5位 |
587 | 29 | 68 | 4.43 |
徳島 | 231 | 8 | 29 | 3.21 |
香川 | 372 | 10 | 40 | 3.89 |
愛媛 | 395 | 16 | 57 | 2.98 |
高知 | 286 | 6 | 42 | 4.18 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
2024年-25年シーズンの冬の気温は平年並か低くなる予想。降雪量も平年より多くなる予想確率が高くなっています。
九州・沖縄
- 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
- 大分県は出火率が全国1位、宮城県は5位、佐賀県は6位、熊本県は7位です。
都道 府県 |
出火 件数 |
死 者 数 |
負傷 者数 |
出 火 率 |
福岡 | 1,280 | 59 | 204 | 2.51 |
佐賀 | 256 | 9 | 30 | 3.17 |
長崎 | 437 | 15 | 50 | 3.35 |
熊本 | 639 | 22 | 90 | 3.68 |
大分 出火率3位 |
514 | 15 | 64 | 4.57 |
宮崎 | 443 | 10 | 43 | 4.14 |
鹿児島 | 678 | 26 | 77 | 4.26 |
沖縄 | 522 | 17 | 38 | 3.51 |
夏の大雨で浸水被害にあわれた建物では、漏電火災にご注意を。冬から春は空気が乾燥し、風の強い日も多くなります。また一酸化炭素中毒による事故にもご注意を。くれぐれもご安全に!
出火率ランキング
出火率は人口1万人あたりの火災件数(すべての火災)です。もっとも高かったのは茨城県で4.81(全国平均は3.08)です。
順 位 |
都道 府県 |
出火率 | 死者 発生率 |
1 | 茨城 | 4.81 | 1.84 |
2 | 山梨 | 4.61 | 1.72 |
3 | 大分 | 4.57 | 1.34 |
4 | 栃木 | 4.51 | 2.02 |
5 | 山口 | 4.43 | 2.19 |
6 | 鹿児島 | 4.26 | 1.63 |
7 | 高知 | 4.18 | 0.88 |
8 | 長野 | 4.14 | 1.61 |
9 | 宮崎 | 4.14 | 0.94 |
10 | 島根 | 4.04 | 1.37 |
11 | 岡山 | 3.98 | 2.41 |
12 | 群馬 | 3.93 | 1.61 |
13 | 三重 | 3.89 | 1.24 |
14 | 香川 | 3.89 | 1.05 |
15 | 福島 | 3.87 | 2.42 |
16 | 和歌山 | 3.71 | 2.49 |
17 | 熊本 | 3.68 | 1.27 |
18 | 岐阜 | 3.58 | 1.26 |
19 | 青森 | 3.56 | 3.75 |
20 | 沖縄 | 3.51 | 1.14 |
21 | 秋田 | 3.38 | 2.23 |
22 | 長崎 | 3.35 | 1.15 |
23 | 千葉 | 3.33 | 1.06 |
24 | 鳥取 | 3.24 | 1.65 |
25 | 岩手 | 3.22 | 2.86 |
26 | 徳島 | 3.21 | 1.11 |
27 | 佐賀 | 3.17 | 1.12 |
28 | 東京 | 3.15 | 0.64 |
29 | 北海道 | 3.09 | 1.32 |
30 | 宮城 | 3.09 | 1.42 |
31 | 山形 | 3.05 | 1.25 |
32 | 広島 | 3.04 | 1.44 |
33 | 奈良 | 2.98 | 1.13 |
34 | 愛媛 | 2.98 | 1.21 |
35 | 兵庫 | 2.84 | 0.90 |
36 | 新潟 | 2.83 | 1.62 |
37 | 滋賀 | 2.77 | 0.57 |
38 | 埼玉 | 2.70 | 1.14 |
39 | 愛知 | 2.70 | 0.95 |
40 | 静岡 | 2.67 | 1.24 |
41 | 福岡 | 2.51 | 1.16 |
42 | 石川 | 2.40 | 1.79 |
43 | 福井 | 2.29 | 1.97 |
44 | 大阪 | 2.24 | 0.74 |
45 | 神奈川 | 2.23 | 0.60 |
46 | 京都 | 2.06 | 0.76 |
47 | 富山 | 1.73 | 2.04 |
もっとも低かったのは富山県で1.73(1991年以降、33年間連続で全国最小)です。
消防白書からの抜粋
- 全火災の出火原因の約75%は失火。
- 住宅火災は毎年減少(2020年までの10年間で約28%減少)しているものの、死者数は横ばい状況続いている。
- 死者の約47%は逃げ遅れによるもの(不明・調査中をのぞく)、このうち避難行動を起こしていたものの、逃げ切れなかったと思われるものが約16%、火災に気づいたものの逃げ道がなかった、または火災に気づかなかったと思われるものが約16%。
- 逃げ遅れでの死者のうち、おもな割合は病気・身体不自由が11%、熟睡中が約9%、延焼拡大が早く逃げ切れなかったものが約7%、消火しようとして死亡が約4%。
- 住宅火災での死者発生時間は、午前0時~午前6時が多い(全時間帯の約1.2倍)
- 死者が発生した住宅火災での着火(火がついたもの)で、もっとも多いのは寝具および衣類で全体の約19%。(不明を除く)
- 死者のうち高齢者(65歳以上)が約70%で、81歳以上は全年齢層平均の約3倍。
- 死因は火傷が約39%、一酸化炭素中毒・窒息が約37%。
- 建物火災のうち全焼が約65%、半焼は約11%。
- 建物火災による死者数は全火災の約80%(このうち約92%は住宅火災)。
- 死者の発生した住宅火災の発火源は、たばこ(15.6%)、電気器具(12.6%)、ストーブ(9.3%)の順です。不明・その他を除きます。
- たばこが原因の火災は、不適当な場所への放置が6割以上。
- コンロによる火災の約半数は消し忘れ。
火災予防
自治会・町内会向けチラシ
自治会や町内会などで世帯や個人向けに配布・回覧用のチラシです。PDFで表示・印刷できます。
まとめてダウンロード
[zip形式]2.25MB
▲上記のチラシ①と②のPDFを同梱しています。
①は一般向けチラシ、②は多言語チラシ(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ポルトガル語・タガログ語)です。①はPowerPointをお持ちの方は簡単に文字等を改変できます。編集用ファイル(ppt)を同梱しています。町内の名称を追記するなど、自由に改変してお使いください。(このチラシのみ消防庁でなく当サイトで作成)
近隣の方と協力しあい火災予防!
地震火災の防止
消防庁が作成した動画(3分間のダイジェスト版)。地震や台風などの水害時に発生する火災について、わかりやすく解説しています。もしもの時にたいへん役立つ内容です。
地震火災発生のメカニズム等を過去の事例をもとに紹介し、対策例として家具等の転倒防止措置、感震ブレーカーの設置、安全装置付きの暖房器具の使用など。
火災原因の半分以上が電気関係って知らなかった。
台風や水害の時にも役立つね。本編も見たほうがいいよ。もっと詳しく教えてくれる。