児童虐待や育児放棄の特徴。子供や親のサインに気づいてください

「虐待を受けていると思われる子ども」、「虐待の疑いがある家庭」に気づいた時は、児童相談所などに相談・通報することで、子ども供を保護し最悪の被害を防ぐことができます。

虐待、育児放棄(ネグレクト)に
気づいたら189番

特に複数の項目に該当したり、頻繁に見られる場合には虐待が疑われます。

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虐待されている疑いのある子供の特徴

  • 子供の泣き叫ぶ声が頻繁に聞こえる。
  • 不自然な外傷(あざ、打撲、やけどなど)が見られる。
  • 平日など学校にいる時間帯に、公園や店などに一人でいる。
  • 極端に粗末、汚れたままの服を着ている。冬などでは、寒い日にも薄着でいる。
  • 食事に異常な執着を示す。
  • 夜遅くまで遊んでいたり、コンビニなどで本を読んでいる。
  • 理由もなく、幼稚園、保育園や学校を休みがちである。
  • 不自然な痣(あざ)、やけどなどが見られる。
虐待のサイン

イメージ

迷わず189番(管轄地域の児童相談所へつながります。)へ連絡。
通報者の個人情報は守られます。

注意することは屋外で見かけた場合に、自分の判断で子どもを保護(車に乗せたり、自宅に連れ帰るなど)しないこと。誘拐などの容疑がかかることがあります。夜間などで犯罪に巻き込まれる恐れがある場合は、その場で警察に連絡することが必要です。

匿名でも受付けてくれます。子供のSOSに気づき、悲しいニュースにならないためにも189番(いちはやく)を覚えておきましょう。

虐待をしている疑いの親(保護者)の特徴

  • 子供を怒鳴りつける声が頻繁に聞こえる。
  • 小さい子供を家に残したまま外出することが多い。
  • 子供の話題ついて、拒否的、無関心である。
  • 子供のケガや欠席について、あいまいな説明をする。
  • 子供がケガをしたり、病気になっても医者に診せようとしない。
  • 地域や親族などと交流がなく孤立している。

また母子家庭などにおいて、部屋にゴミが散乱しているなどの環境が見受けられる場合、生活に困窮している、または保護者が多忙などの状況においても注意が必要です。

児童虐待の定義

  • 身体的虐待: 殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる など
  • 性的虐待: 性的行為の強要、性器や性交を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など
  • ネグレクト: 家に閉じこめる、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、保護者以外の同居人による虐待を放置すること など
  • 心理的虐待: 言葉による脅し、無視、兄弟間での差別的扱い、子どもの目の前でドメスティック・バイオレンスを行うこと など

相談や連絡をした人の秘密は保護されます。

児童相談所等への通報・相談などでは、連絡をした人の個人情報、また個人を特定させるような情報を第三者に漏らすことはなく、連絡をした人に関する個人情報は厳守されています。

児童相談所の全国共通番号

虐待の通報番号189番

24時間受付

子ども人権110番|法務省

子どもの人権110番

児童虐待防止推進月間

毎年11月は『児童虐待防止推進月間』。「189(いちはやく)ちいさな命に 待ったなし」です。昨年度の相談件数(全国)で15万9850件。28年連続で増加し過去最多になっています。啓発ポスター等を掲載しています。

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