御嶽山(御岳山)が噴火の記録
御嶽山平時の警戒レベル1から3(入山規制)に引き上げ。山頂火口から4キロ程度の範囲で、噴火に伴う大きな噴石の飛散があるして警戒情報を出しています。噴煙は火口から3000メートル以上まで達しているそうです。御嶽山の噴火は、平成19年の小規模な噴火以来、7年ぶりです。
御嶽山の噴火情報
御嶽山の場所
※御嶽山は長野と岐阜の県境にある火山で、最も高い剣ヶ峰は標高が3067mです。
噴火警戒レベル3(気象庁の資料から) 5段階の3番目の警戒レベルです。
(入山を規制するレベルです。) 生命に危険を及ぼす火山活動(噴火)が発生し、居住地域の近くにも及んだ、あるいはその恐れがある。」
避難の目安としては、「状況に応じて、登山禁止や入山規制などが行われる。災害時要援護者の避難準備が行われる場合もある。」 関係する市町村 岐阜県側は、高山市と下呂市、長野県側は、王滝村と木曽町です。
御嶽山の噴火写真
噴火の連続写真
登山者の撮影した動画
過去の御嶽山噴火
- 1979年(昭和54年):水蒸気爆発を起こし20数万トンの火山灰などを噴出。
- 1991年(平成3年):少量の火山灰を噴出する小規模噴火。
- 2007年(平成19年):火山性地震が多発、気象庁が火山観測情報を出して警戒。
御嶽山は約1万年前以降、マグマを放出する噴火や、マグマの熱で地下水が水蒸気となって爆発する水蒸気爆発を繰り返してきた。しかし、噴火は頻度が低く歴史記録は残っておらず、昭和54年の噴火が有史以来、初の噴火だった。