ゴミ収集車の火災は、年間で約700件発生
スプレー缶等の原因の火災は約170件
※環境省による平成26年度の全国調査。
スプレー缶などを捨てる際には、ガスを使い切ったうえで分別を徹底するよう、呼びかけています。
スプレー缶、ガスボンベの処分方法
卓上コンロのガスボンベや整髪料、殺虫剤などのスプレー缶の処分方法です。
缶に穴を開ける方法は、危険が伴います。
- 放出したガスに引火して火災になる危険性。(死亡事故の事例もあります)
- 換気の悪い場所では、ガスを吸い込むことで健康被害を及ぼす危険性。
- クギなどで穴を空ける場合は、ケガをする恐れ。
※一部の自治体では、缶に穴を空けることを定めている場合があります。しかし環境省は各自治体に対し、穴を開けずに回収することを求めています。
ガスを使い切ることが推奨されています。
- ガスボンベなどは、放出口を下にして地面などの硬い部分に押し当てるなどして、残っているガスを完全に抜きます。
- 殺虫剤などのスプレー缶についても、屋外で噴射ボタンを押し続けて中身を出し切る。る。
いずれも風通しの良い屋外で行うこと!
完全にガスを放出したら、各自治体の定め(不燃ごみの処分規則など)に従い処分します。
処分方法に不安や危険を感じる場合
消防署や自治体によっては、引き取りを行っている場合もあります。役所等へご相談されることをおすすめします。
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